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新築を始めるにあたって欠かせないのが、土地の神様を鎮めるための地鎮祭。
神聖な儀式だからこそ、準備は慎重に進めたいものですよね。
特に、地鎮祭のシンボルともいえる竹や、神様へのお供え物は何をどこで準備すれば良いのか、疑問に思う方も多いのではないでしょうか?
この記事では、地鎮祭の竹の種類や購入場所、お供え物の準備について、誰が行うのかなど、気になる疑問を解説していきます。
地鎮祭の竹やお供え物はどこで買う?
地鎮祭に必要なものは、どこで購入できるのでしょうか?
ご近所のお店からインターネットまで、様々な場所で手に入れることができます。
購入場所
- 神具店: 地鎮祭用のセットから、神前竹や神酒などの単品まで、幅広い品揃えが特徴です。地域によっては、神社の近くにある神具店が、より専門的な知識を持っている場合があります。
- 通販サイト: Amazonや楽天市場、竹材店の公式サイトなど、通販サイトでも地鎮祭用品を取り扱っています。品揃えが豊富で、価格比較もしやすいというメリットがあります。また、全国どこからでも購入できるため、遠方にお住まいの方にも便利です。
- スーパーマーケットやホームセンター: 近年では、一部のスーパーマーケットやホームセンターでも、お供え物セットや神酒などが販売されることがあります。特に、お米や野菜などの生鮮食品は、スーパーマーケットでも用意しやすいでしょう。
購入する際のポイント
- 予算に合わせて選ぶ: 地鎮祭にかける費用は、家庭や地域によって異なります。予算に合わせて、必要なものを選びましょう。
- 事前に準備する: 地鎮祭の日程が決まったら、早めに購入の準備を始めましょう。特に、竹を通販サイトでの購入するときは、納品日の10日~2週間前までに発注が必要なところが多いです。
- 建築会社や神社に相談する: どのようなものを用意すれば良いか、ハウスメーカーや神社に相談してみるのも良いでしょう。場所によっては、提携している神具店を紹介してくれる場合があります。
現在は、ハウスメーカーなどの建築会社が地鎮祭のプランを用意していることも多いため、まずは相談してみることがおすすめですよ。
地鎮祭用の竹の種類はある?
地鎮祭で用いられる竹は、一般的に「忌竹(いみだけ)」、「四方竹」と呼ばれ、神聖な場所を清める力があるとされています。
地鎮祭で使用する竹の種類は主に2種類です。
神前竹の種類
- 真竹(マダケ):
節が詰まっていて丈夫なため、最も多く用いられます。表面が滑らかで美しい見た目が特徴です。
- 孟宗竹(モウソウチク):
真竹に比べて節が長く、太く成長します。強度も高く、建築材としても利用されます。
- その他:
地域によっては、地元で採れる竹が使われることもあります。
また、見栄えを重視するなら人工のレプリカの竹もおすすめです。劣化や痛みの心配がない分、早めに準備しておくことが可能です。
神前竹を選ぶ際のポイント
- 種類: 特に決まりはありませんが、真竹が一般的です。
- 長さ: 一般的に2メートル以上のものが使用されます。
- 太さ: 太すぎず細すぎず、バランスの良いものを選びましょう。
- 節: 節が詰まっているものが良いとされています。
地鎮祭は、地域や宗派によって行い方が異なる場合があるため、地鎮祭に使う竹に関する詳しいことは事前に神職の方にご確認いただくことをお勧めします。
竹を通販サイトで購入する場合は竹材店側が選んでくれますが、もしご自身で選ぶ場合は上記を参考にしてみてください。
地鎮祭の竹やお供え物は誰が用意する?
地鎮祭では竹のほか、神様へのお供え物の準備が必要です。
お供え物とは、海の幸(海藻や魚、干物など)、山の幸(野菜や果物)、お酒などが一般的です。
竹やお供え物を誰が用意するかは、地域や家、そして依頼する神社によって異なります。
かつては施主が用意することが多かったですが、最近では建築会社や神社に依頼することも増えてきているようですよ。
それぞれのケースについて簡単にご紹介します。
- 自分(施主)で用意する:
竹、神饌(お供え物)、お酒などを施主がすべて用意をして地鎮祭に持参します。
この場合、手配を全て自分で行う必要がありますが、お供え物については基本的にはスーパーでも揃う品ばかりなのでそれほど難しくはありません。
一方、竹については「家の裏山にいくらでもある」というような田舎のケース以外では少々ハードルが高いかもしれません。
前述したように、竹を購入できる場所はいくつかあるものの、手軽さで言えばインターネットでの購入が最も楽な手段となりそうです。
- 神社が用意する:
一部の神社では、神饌などを神社側で用意し、施主は費用を負担するケースがあります。
神社に問い合わせることで、詳細な内容を確認することができます。
- 業者が用意する:
ハウスメーカーや工務店では、地鎮祭に必要な竹やお供え物をすべて用意してくれるプランを提供するところも増えています。
神社の手配から竹やお供え物の準備までしてくれるため、施主はお金だけ用意すれば大丈夫です。
ある程度の金額はかかりますが、色々悩むことも減るため1番おすすめと言えるでしょう。
契約内容によって異なりますので、事前に確認が必要です。
地鎮祭竹やお供え物まとめ
・地鎮祭の竹やお供え物はどこで買う?
▶神具店や通販サイト、ホームセンターやスーパーで購入できます。
・地鎮祭用の竹の種類はある?
▶一般的には「真竹」が使われます。
・地鎮祭の竹やお供え物は誰が用意する?
▶施主が用意するのが一般的でしたが、近年はハウスメーカーなどが代行することが増えています。
地鎮祭の準備は地域や神社、そしてハウスメーカーなど建築会社によって異なるため、事前に相談し最適な方法を選びましょう。
地鎮祭は、新しい家を建てるにあたって、神様に工事の安全を祈る大切な儀式です。
近年では、環境問題への配慮や時代の変化から簡素化された地鎮祭を行う場合もありますが、心を込めて準備していきたいですね。
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