ジャニーズ事務所が社名を「SMILE-UP.」に変更することが発表されました。
今回の社名変更をきっかけに、すでに解散しているスマップなどのグループの権利について懸念する声が上がっています。
こちらの記事では、
・スマップなど解散済グループの楽曲権利はどうなる?
・SMILE-UP.略称は「スマップ」?
以上について考察していきます。
スマップなど解散済グループの楽曲権利はどうなる?
かねてより物議をかもしていたのが、ジャニーズから脱退したり解散したグループの楽曲の権利について。
その中でも特に際立っていたのがスマップの権利。
今回の社名変更でよりその議論や事務所への抗議が勃発している状況です。
今回の会見の中でも、スマップなどの楽曲権利についての質問がなされましたが、事務所の答えは曖昧なままです。
これを機に、アーティスト本人に権利が帰属する形が検討されることを祈るばかりです。
SMILE-UP.略称は「スマップ」?
特にファンをざわつかせているのは、新社名「SMILE-UP.」の略称が「スマップ」になるのではという懸念について。
『SMILE-UP.』という名称は、かつて社会貢献プロジェクトを推進していくためにジャニーズ事務所が取得した商標とのことです。
手続きをスムーズにするため、すでに所有する商標を再利用したとも考えられますが、略して名称が「スマップ」になるとなればスマップファンは黙ってはいないでしょう。
経営陣はその可能性について考えが及ばなかったのか、大きな疑問です。
世論を受けてのスピード判断だったことは間違いありませんが、改名するのであればもっと熟考して新しいスタートを切ってほしいというのが正直なところ。
もちろん略称はファンからの愛称であるため、「スマップ」という略し方が定着する可能性は低いとみられます。
さらに、今回の会見では同時に、新たなマネジメント会社を1ヶ月以内に設立し、現在のジャニーズ事務所は被害者への補償がなされた後に廃業するとも発表されました。
救済措置とアーティストの活動を完全にわける判断とのことです。
そのため今回の『SMILE-UP.』の名称は一時的なものであるということになりますが、それでもファンとしての心理的拒否感はかなり強いのではないでしょうか。
引き続き新体制の動向を注視していきたいと思います。
スマップの権利はどうなる?ジャニーズ改名SMILE-UP.略称も懸念?まとめ
大きな社会問題にも発展している今回の問題。
いち早く被害者の救済がすすむことと、現在の所属アーティストが安心しての活動を続けられる環境を望みたいですね。
コメント